保険外診療

かぶせ物（クラウン）　一覧表

素材・名称	写真		特徴
プラスチック前装冠（保険適用）			金銀パラジウム合金の表面に硬質レジンというプラスチックを張り付けたものです。【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。【短所】見た目には白くできますが、プラスチックのためセラミックに比べて美しさに欠けます。２～３年経過するとプラスチックが水分を吸収するため色が黄ばみます。細菌が付きやすく不衛生になりがちで、歯周病になるリスクが高くなります。金属アレルギーにより、アトピー性皮膚炎や肩こり・腰痛などを引き起こすことがあります。
メタルセラミック 7万～7.5万円（税別）			金属にセラミック（陶材）を焼き付けたものです。【長所】自然の歯の色に近いので、会話の最中に歯が見えるような場合でも、ほとんど気付かれることはありません。プラスチックと異なり水分を吸収しないので、いつまでも美しい白さを維持することが出来ます。プラスチックと異なり摩耗がなく、耐久性に優れます。高精度かつ汚れが付着しにくいため、歯周病や２次むし歯になるリスクが低くなります。【短所】ガラス質なので、極度に強い衝撃を与えると割れることがあります。

素材・名称	写真		特徴
ジルコニアセラミック 9.5万円（税別）			丈夫で白いジルコニアにセラミックを焼き付けたものです。【長所】自然な白色。ほとんど変色しない。摩耗に強く耐久性に優れている。清潔感が高くプラークがつきにくい。金属アレルギーにならない。【短所】極度に強い衝撃を与えると割れることがある。

素材・名称	写真		特徴
金銀パラジウム合金（保険適用）			金約12％、パラジウム約20％。他は銀約50％、銅約10％の銀合金です。【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。【【短所】自然の歯とは全く異なる色をしているため、口元の美しさを求める方には適していません。金属アレルギーにより、アトピー性皮膚炎や肩こり・腰痛などを引き起こすことがあります。
金合金 4.5万～5万円（税別）			金を含んだ合金でできた材料を使ったものです。【長所】金合金は体との親和性が高く、安全性が高いのが特徴です。金属アレルギー症状を最小限に抑えます。やわらかく加工が容易なため、高いフィット感と強い耐久性を得ることが出来ます。フィット感が高く封鎖性が高いため、２次むし歯になる可能性が低くなります。【短所】美しい金色ですが、派手に目立つともいえます。
メタルセラミック 7万～7.5万円（税別）			金属の表面にセラミック（陶材）を焼き付けたものです。【長所】自然の歯の色に近いので、会話の最中に歯が見えるような場合でも、ほとんど気付かれることはありません。口元の美しさを求められる方にお勧めできる素材です。ハイブリッドセラミックと異なり、いつまでも美しい白さを維持することが出来ます。耐久性にも優れます。精度が高いため、２次むし歯になる可能性が低くなります。細菌が付きにくく、清潔で、歯周病になりにくい素材です。【短所】強い衝撃を与えると割れることがあります。

詰め物（インレー）　一覧表

素材・名称	写真		特徴
金銀パラジウム合金（保険適用）			金約12％、パラジウム約20％。他は銀約50％、銅約10％の銀合金です。【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。耐久性は大変優れており、金合金に匹敵します。【短所】自然の歯とは全く異なる色をしているため、口元の美しさを求める方には適していません。まれに金属アレルギーにより、アトピー性皮膚炎や肩こり・腰痛などを引き起こすことがあります。
金合金 3.5万～4万円（税別）			金を含んだ合金でできた材料を使ったものです。【長所】金合金は体との親和性が高く、安全性が高いのが特徴です。金属アレルギー症状を最小限に抑えます。やわらかく加工が容易なため、高いフィット感と強い耐久性を得ることが出来ます。フィット感が高く封鎖性が高いため、２次むし歯になる可能性が低くなります。【短所】美しい金色ですが、派手に目立つともいえます。
ｅ－ｍａｘ 4.5万～5万円（税別）			メタルフリーのガラスセラミックス材料です。【長所】抜群の審美性と優れた耐久力を持ちます。天然歯に近い摩耗性なので、対合歯に影響を与えません。高精度かつ汚れが付着しにくいので２次虫歯になるリスクが低いです。【短所】かなり稀に破折する場合もあります。

入れ歯　一覧表

名称・価格	写真		特徴
プラスチック義歯（保険適用）			【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。プラスチックのため調整が容易にできます。【短所】固定するための金属のバネ（クラスプ）が目立つことがあります。バネが緩みやすく、さらに設計も保険上の制限があるため、安定させることが難しいことがあります。その結果、残っている健康な歯にかかる負担が大きくなることがあります。プラスチックのため、割れることがあります。厚みがあるため、口の中で違和感が大きくなります。人工歯の耐久性が低く、磨り減ってしまうことがあります。
ノンクラスプ義歯 8万～10万円（税別）			【長所】バネがないので、入れ歯と気付かれろことがありません。コバルトクロム・チタン義歯に比べて安価です。柔軟性があるため、割れにくくフィット感が高くなり、安定して噛むことができます。
プラスチック義歯（保険適用）			【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。プラスチックのため調整が容易にできます。【短所】厚みがあるため異物感が大きく、口の中が狭く感じます。プラスチックのため、割れることがあります。プラスチックが上あごを広範囲におおいます。そのため、食べ物の熱さや冷たさが伝わりにくく、味も分かりにくくなります。人工歯の耐久性が低く、磨り減ってしまうことがあります。
コバルトクロム義歯 21万円（税別）			【長所】薄く作ることができるため、プラスチック義歯と比べ異物感が少なく口の中が広く感じます。金属でできているため、強固でがっちりと安定した噛み心地になります。金属が上あごを広範囲におおいますが、金属は食べ物の熱さや冷たさを伝えやすいため、プラスチック義歯よりも味が分かりやすくなります。
チタン床義歯 25万円（税別）			【長所】薄く作ることができるため、プラスチック義歯と比べ異物感が少なく口の中が広く感じます。金属でできているため、強固でがっちりと安定した噛み心地になります。チタンは大変軽量な素材ですので、入れ歯の重さが軽くなります。金属が上あごを広範囲におおいますが、金属は食べ物の熱さや冷たさを伝えやすいため、プラスチック義歯よりも味が分かりやすくなります。チタンは身体親和性が高く、金属アレルギーが起こりにくくなります。
プラスチック義歯（保険適用）			【長所】保険が適用できるので、経済的な負担が少なくて済みます。プラスチックのため調整が容易にできます。【短所】固定するための金属のバネ（クラスプ）が目立つことがあります。バネが緩みやすく、さらに設計も保険上の制限があるため、安定させることが難しいことがあります。その結果、残っている健康な歯にかかる負担が大きくなることがあります。プラスチックのため、割れることがあります。厚みがあるため、口の中で違和感が大きくなります。人工歯の耐久性が低く、磨り減ってしまうことがあります。
コバルトクロム義歯 21万円～（税別）			【長所】金属でできているため、強固でがっちりと安定した噛み心地になります。ノンクラスプ義歯よりも薄く作ることができ、違和感もさらに少なくなります。プラスチック義歯よりもバネが小さくなり、目立ちにくくなります。【短所】歯を増やすなど、修理が多少難しい場合があります。